こんにちは、ボテンです。
今回は俳優で芸術家(粘土彫刻家)の片桐仁さんについてです。かつては“ラーメンズ”というコンビ名でお笑い芸人でありながら、創作活動と並行し芸術家の顔を持ちつつ、ドラマ、舞台、ラジオなど俳優業も並行し、幅広く活躍されています。
そんな片桐仁さんですが『アナザースカイ』で彫刻家としての創作ヒントを求めて、初海外個展を開いた“台湾”を巡り、世界4大博物館の一つと言われる『国立故宮博物院』や注目の設計集団が手掛ける建築『県庁舎』を見学するというので、どんなアートが見られるのかとても興味深いです。
設計士と言葉を交わし、片桐仁さんはどのような刺激を得られたのでしょう?これまでの代表作や個展、創作活動も振り返りながら、一緒に見ていきましょう☆彡
芸術家 片桐仁が気になる台湾建築とは?
①国立故宮博物院(こくりつこきゅうはくぶついん)
中国文化の精髄にふれるには打って付けのスポットとなっています。1965年に落成した『故宮博物院』は北京にある紫禁城を参考にして建てられました。
館内には宋、元、明、清王朝の歴代宮廷が所有した至宝を中心に、書画、銅器、磁器、玉細工、漆器、彫刻、図案、文献など、古美術品の所蔵品総点数の総計はなんと約69万点!そのうち約2万点を常設展として展示しており、世界最大規模を誇っているのだそうです。所蔵数の豊かさは米国、イギリス、フランスの美術館と並んで世界4大博物館に数えられ、中国芸術文化の研究保存の要所となっています。
故宮の向い側には中国の古典庭園芸術を再現した『至善園』があり、中国ならではの雅な庭園の美がいたるところにあふれているのだそうです。
国立故宮博物院[台北市・芸術文化の展示館]
電話番号:+886-2-2881-2021
所在地:台北市士林区至善路二段221号
案内:中国語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語、韓国語など7カ国語で書かれたガイドあり
ーーー片桐仁さんの見学の様子です。
🟡中国の古代青銅器が好き
漢字もまだ発明されていない「キングダム」の春秋・戦国時代。漢が出る前の中国美術のよくわかってない時代。どうしてこんなものが作られたのかということに浪漫を感じる。
アナザースカイ放送より
縄文土器や青銅器など古代の遺物をモチーフにする事が多い片桐仁さん。作品にはこれに通じる世界観が確かにありますね♪ 博物館でまず見たかったものはこちらの作品⇩⇩
『翠玉白菜』という、翡翠本来の色を生かした彫刻の傑作です。上の葉の部分にバッタがついているのがとてもお気に入りなんだそうです。
粘土彫刻をしている片桐仁さんには、バッタの脚がどれほど折れやすいものなのか難しさがよくわかるそうで、これを磨いて完成するまでどれほど時間がかかったのか計り知れないと感動していました。 もう一つ「こういうのが好き!」という『水器(水入れ)』が紹介されました。⇩⇩
こちらは紀元前1045〜771年の西周の時代に作られたとされているそうです。4つの支えが人になってるのが創作ヒントになっているようで「これはマネしますよ!どんなに撮ってもわからないこの量感・・・」と大興奮な片桐仁さんでした☆
②宜蘭縣庁舎(ぎらんけんちょうしゃ)
1988年に始まり2004年一応の完成をみた宜蘭の県庁舎。日本のアトリエ系建築設計事務所“象設計集団”が『宜蘭縣庁舎』の設計を手掛けました。縣長(知事)だった陳定南が示したコンセプトは⇩⇩
建築的公園化 / 建築的親民化 / 建築的土着化
当時の台湾は急激な民主化が始まり、「新しい世界に変えていくぞ、自由を獲得していくぞ」という気運にあふれていました。建築もまた、杓子定規のコンセプトに沿った、安っぽいトレンドものではなく、建築が生命をもち、矛盾、葛藤を恐れず、好奇心、闘争心を呼び起こすものではなくてはならないと考えられたそうです。
現在までに増築、補修、改修などが行われましたが、今もなお21ある出入口から人々は自由に出入りし、いろんな場所で思い思いの時間を過ごしているのだそうです。
公園のように緑や水にあふれ、いつでも人々の出入りが自由で、居丈高でなく、人々に親しまれ、地域を表現した建築。日本の建築家が「建築の自由」を台湾で実現したことがなんとも誇らしいですね☆彡
今週のアナザースカイは片桐仁さん IN 台湾!
— ANOTHER SKY | アナザースカイ (@ANOTHERSKY_NTV) May 9, 2024
日本のアトリエ系建築設計事務所「象設計集団」が
設計した「宜蘭縣庁舎 (ぎらんけんちょうしゃ)」を見学⛑🌿
ここで片桐さんは建築と自然が調和した
美しい風景を目の前に水彩画に挑戦しました🎨✨#アナザースカイ #Pixelで撮影 #台湾 #片桐仁 pic.twitter.com/uRPhwW3poP
ーーー片桐仁さんの見学の様子です。
象設計集団が作った「進修館」と「笠原小学校」が地元埼玉・宮代町にあります。建築家である父に幼い頃連れて行ってもらった時に、独特すぎて衝撃を受け、象設計集団のファンになりました。
🟡象設計集団が建てた宜蘭縣庁舎は、まさにレンガの感じなど全く同じ世界観!
アナザースカイ放送より
台湾の古い街並みから面白い造形を拾ってきて生まれたアーチや、中国庭園にもある波々の造形。台湾のいろんなところから形を集めて、「空間を開放」し「人々の生活に溶け込む庁舎」を目指したと語る設計士。
庁舎というと公共施設なので、普通は一つの入り口で管理しやすいビル型となるところ、ここはどこからでも自由に入れる創りになっていて、緑や小川の自然と一体化しているので、とても穏やかで落ち着く環境のようです。ゆったりとした時間を利用者が思い思いに過ごせる都会のオアシスとなっています。
ーーー設計士「作品は作り終えた時が完成ではない。」
建築家はエゴであり、5年10年と時代が変わっていくと、使われ方もどんどん変化していく。開放して人が入った時に初めて「やれてよかったな」と実感する。みんなが使い始めた時に建築が完成する。
アナザースカイ放送より 設計士の言葉
ーーー片桐仁さん「思った使い方じゃない使い方をする。これが肝だと思っている!!」
同じ作品でも受け取る人や見方によって、全く違うことを言われるそうです。芝居もそうで、そこが面白さであり、受け取られるたびに作品の可能性が広がっていくのだそうです。
『宜蘭縣庁舎』の建築に込められた思いを現地で設計士と直接話しながら見学した片桐仁さん。とても刺激的な時間だったようでした☆彡
台湾の画材屋と絶品中華・宜蘭で描いた絵についてはこちらから⇩⇩⇩
そして、アナザースカイといえばGoogle Pixelですねww 台湾の街並みを散策しながら気になるものをパシャリ♪⇩⇩
「片桐仁の仕事編」はこちらから⇩⇩⇩
個性と才能あふれる桐谷家もお楽しみください☆⇩⇩⇩
芸術家 片桐仁の代表作・個展・創作活動
数多くの造形作品を発表している片桐仁さん。作風は顔をモチーフとしたものが多く、彫刻家“片桐斎仁吾郎”名義で粘土の作品集も出版しています。
『粘土道 』片桐斎仁吾郎
— BookCafe&Bar 十誡 (@zikkai) December 27, 2017
片桐仁ならぬ、片桐斎仁吾郎氏による奇想天外な粘土作品集。
ヘルメット、お面、ホッチキス、セロハンテープなどの実用品に粘土を盛れば、芸術品へと早変わり。奇抜さに目を奪われがちですが、クオリティの高さは流石のもの。「俺」をメインにした命名も見どころ。十誡Y pic.twitter.com/d1fvIXKPsi
書籍
- 粘土道(講談社、2003年8月)
- 粘土道 完全版(講談社、2009年3月)
- ラーメンズ・片桐仁のガンプラ戦士ジンダム(光文社、2009年4月)
- ラーメンズ片桐仁のおしえて何故ならしりたがりだから(東京ニュース通信社、2009年4月)
- ジンディー・ジョーンズ 感涙の秘宝 粘土道2(講談社、2011年11月)
- おしり2 ラーメンズ片桐仁のおしえて何故ならしりたがりだから(東京ニュース通信社、2015年2月)
- 片桐仁粘土道大百科(トゥインクル・コーポレーション/イオンモール 2018年3月)
お子さんのいらっしゃる世の中のお母さん方、アート分野の書籍コーナーに通われる方、なんとなく見たことありませんか?とにかくこんな感じで片桐仁さんの本は個性的かつ強烈なインパクトを放っているので、ぱっと見でもけっこう印象に残裏ますねww
個展
- 2001年 -「俺の粘土道展」(パステル・ミュージアム )
- 2003年 -「粘土道展」(ロゴスギャラリー)
- 2012年 -「ジンディー・ジョーンズ 感涙の秘宝展 〜ギリジン文明と青森縄文創作オーパーツの世界〜」(ポスターハリスギャラリー )
- 2013年 -「片桐仁 感涙の大秘宝展 〜粘土と締切と14年〜」(パルコミュージアム ・札幌RARCO・UHA味覚糖)
- 2015年〜2018年 -「不条理アート粘土作品展「ギリ展」」(全国イオンモール18mか所)
- 2016年 -「不条理アート粘土作品展「ギリ展」」(イオンレイクタウンkaze・イオンモール名古屋茶屋・イオンモール京都桂川・イオンモール広島祇園 ・イオンモール高知)
- 映画「TOO YOUNG TOO DIE! 若くして死ぬ」作中にて使用される「鬼フォン」を製作
- 2019年 –「不条理アート粘土作品展「技力(ギリ)展台湾」(台湾華山クリエイティブパーク内「華山Laugh & Peace Factory」)
- 2020年 – 「粘土道20周年記念 片桐仁創作大百科展」(Gallery AaMo)※コロナ禍で中止
何と言っても話題になったのは「ギリ展」。4年間で全国18か所と台湾で開催され、片桐仁さんが20年に渡り創作してきた粘土作品が展示された大規模な展覧会です。才能があふれる片桐仁さんのアート作品はこんな感じです!⇩⇩
代表作
もはや作品点数が多すぎて、何が代表作かわからないほど有名なものばかりです。ただ、共通して独特の雰囲気があり360度隅々細かく造られています。ダークカラーでありながらカラフルで強烈という作風なので、作品から片桐仁さんのアートだと特定しやすいかもしれません^^)b
片桐仁さんのエネルギー詰まった粘土作品。どれもセンスが炸裂していますね!作品名がリンクしていてとてもユニークです♪ イラストもパワーがあり、“片桐ワールド”にどんどん引き込まれます。
アナザースカイで多くの刺激を受けた片桐仁さんが完成させた絵についてはこちらから⇩⇩⇩
創作活動の現場
これまでに何百体という数の粘土作品を制作してきた片桐仁さん。どこで作品を制作してきたのでしょうか?
調べてみると、創作活動の拠点はご自宅のアトリエなのだそうです。2020年放送の『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』に出演した際、賞金300万円獲得できたらどうしますか?の問いに対し、「6畳のアトリエから脱出したい」と話していました。
11問(全問)クイズに正解すれば300万円獲得となる番組ルール。10問目で惜しくも敗退となりました。2024年現在、6畳のアトリエを脱出できたのかどうかは不明です。
ちなみに2024年4月・つい先月の事ですが、再び『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』に出演。なんと全問正解で見事300万円を獲得しました!!
使い道を聞かれると「300万円でアート展をやって、子どもたちにも一緒に参加してもらうような展覧会にしたい」と語った片桐仁さん。4年前とはお金の使い道が変わったようです。アトリエは既に6畳以上の広さになっているのかもしれませんね☆彡
芸術家 片桐仁のまとめ
芸術家 片桐仁さんが気になる台湾建築とは、①国立故宮博物院 ②宜蘭縣庁舎です。見学の様子は、番組終了後に追記したいと思います!
芸術家 片桐仁さんの作品は、点数が多すぎて何が代表作かわからないほど有名なものばかりです。独特の雰囲気・ユニークで強烈という特徴があります。書籍もインパクトある表紙で、一度見れば脳裏に焼き付くようです。
代表する個展「ギリ点」は4年間で全国18か所と台湾で開催され、20年に渡り創作してきた片桐仁さんの粘土作品が展示された大規模な展覧会です。才能があふれる片桐仁ワールドが炸裂でした。
創作活動の拠点はご自宅のアトリエなんだそうです。4年前にクイズ番組で賞金の使い道を「アトリエ拡大に当てたい」と発言していましたが、現在は「子供参加型のアート展をしたい」と語られました。
今回、芸術家の片桐仁さんが『アナザースカイ』で創作ヒントを求めて、台湾で刺激を受けた博物館や気になる建築物についてまとめました。これまでの代表作や・個展・創作活動も紹介しました。
片桐仁さんが生み出すアートの世界や今後の創作活動もとても楽しみです♪
最後まで読んでいただきありがとうございました(^-^)/~~~
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