やすこの複雑な生い立ちとは?両親や実家,養護施設について調べてみた【24時間テレビ】

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ボテン
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こんにちは、ボテンです。

 今回は『24時間テレビ47「愛は地球を救うのか?」』でチャリティーマラソンランナーを務める芸人・やすこさんについてです。

 高校時代に児童養護施設にお世話になった縁で、『24時間テレビ』全体の募金と切り分けて、全額を全国600カ所以上の児童養護施設のために役立てられる“目的別募金”を自ら発案し、「好きなだけ偽善って言ってもらって大丈夫ですね」というやすこさんの強い決意と人柄にますます好印象を持ちつつも、児童養護施設出身だったというやすこさんの生い立ちが複雑なのか気になり調べてみました。

 どのような生い立ちだったのか、ご両親やご実家、児童養護施設について言及したいと思います。

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 高くて元気・キャッチーな「はい〜」という掛け声と、元女性自衛官で軍服姿の芸人やすこさん明るく優しい人柄とキャリアとのギャップや、迷彩オンリーも初めは衝撃的でしたが、瞬く間に大ブレイクしました。
 「365日見ない日は無いんじゃないか!?」と思うぐらいテレビ、ラジオ、営業、ライブ、YouTube配信などなど引っ張りだこのやすこさん老若男女どこの層にも好感を待たれるような、“憎まれない女性ピン芸人”というイメージですっかり定着しています☆彡

 そんなやすこさんですが、生い立ちが複雑であることを過去にバラエティ番組で打ち明けたことがあり話題となりました。どのような環境、状態、体験をされてきたのでしょうか。やすこさんの成長に沿って生い立ちを見ていきたいと思います。

芸名:やす子(やすこ)
本名:安井かのん
生年月日:1998年9月2日・25歳(2024年7月現在)
出身:山口県宇部市
血液:A型
身長:154cm
職歴:自衛隊(2017〜2019年)陸士長、清掃員、中学校の用務員、芸人(2019年〜)
所属:ソニー・ミュージックアーティスツ
その他:即応予備自衛官として任官中/YouTubeチャンネル「やす子の生存報告記」

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 やすこさんは母子家庭で育ち、かなり苦しい家庭環境だったと語っています。父親は、物心ついた頃にはいなくなっていたそうで、理由は明かされていません。母親の再婚で二人目の父親もいたそうです。

 過去にYouTubeのラジオ番組の中で、自身の壮絶な生い立ちを明かし、母親について語られました。母親との家庭環境が悪く、児童養護施設から学校に通っていたことを明かしています。

中学校の頃、窮地きゅうちに陥ったとき親に内緒で児童養護施設に保護してもらった

🔴窮地に陥るという状態
🔴親に内緒で保護してもらう状況

どちらも明確には明かされていませんが、やすこさんがとても危険な状態であった事が想像されます。また、家庭環境が悪くなったきっかけが、

14歳か15歳の頃に生死を彷徨うくらいの交通事故に遭い、そこから家庭環境が悪くなった

という事です。以上のことからやすこさんの母親について考察してみると、

  • 無職だった、あるいは極端に収入のが少なかった
  • 極貧家庭で食事もままならなかった
  • 育児放棄に陥った

 このような生活状況下で、交通事故による莫大な医療費請求がさらに母親に追い打ちをかけ、精神的にも親子関係が悪化し、一緒に暮らせなくなったと考えられます。

 2歳の時に別れて以来23年間音信不通だったやすこさんの実の父親の他、母親の再婚相手の父親と二人いるようです。

 実の父親からですが、芸人としてブレイクし有名になったことで、近年再会を果たしました。

「芸人になってよかったな」

というやすこさんの言葉が、とても重たくてとても寛大でした。抱えてきた壮絶な過去が少しでも浄化されることを祈るばかりです。

やす子は「うちの家庭はけっこうバラバラなんですね。母親とも疎遠でした」と家庭環境を告白。「それをつなぎとめられたらいいなと思ってたので、それがまず、父親という部分がかなってよかった」と喜んだ。一方で「まだ心の整理はついてない」と複雑な思いも吐露した。

引用元デイリー

 実の父親からの謝罪と親子関係再構築を願う手紙に答えたやすこさん。複雑な心境が伺えます。芸人としての活躍が家族再生の第一歩に繋げられたことは、やすこさん自身の努力の賜物ですね。何よりお世話になっていた児童養護施設にとっては、たいへん誇りであると思います☆彡

 母親再婚相手の二人目の父親は暴力を振るう人で、「家から出ていけ」と追い出されたりした事もあるなど、かなり酷く虐待紛いとも取れるような印象です。家庭に居場所がなくなったという壮絶な背景が目に浮かぶようです。

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 やすこさんの実家は山口県宇部市内にあったようですが、持ち家なのか借家なのか不明です。家電をそろえることもできなく、テレビもない生活だったそうです。こうした極貧生活の家庭環境から、壮絶な学生時代を送ってきました。

 山口県宇部市立の小学校に通っていたと思われますが、学校名は公表されいません。困窮生活から「給食ではいかにお腹を満たせるか」ということをいつも考えていたそうです。

 家にはおやつも無かったので、率先して給食当番をつとめ、余ったパンを持ち帰っておやつにしていたのだそうです。

 小学校の卒アルの個人写真が公開されていますが、かわいらしく、愛嬌のある笑顔で、現在のやすこさんの面影があります♪

 山口県宇部市立西岐波中学校という中学校出身で、水泳部に所属していたやすこさん。この頃には生活の困窮度合いもひっ迫して、友達の家の水道を借りて服を洗っていたのだそうです。
 思春期の年頃に、友達にこのようなお願いをしなければならなかったやすこさんの気持ちを考えると、とても胸が痛みますね。たいへん辛かったことと思います。

 さらに不運にも家庭環境が悪化したきっかけになったという大きな交通事故に遭ってしまいました。やがて窮地に陥ったやすこさんは、中学3年生の時に母親に内緒で児童養護施設に保護してもらい通うようになります。

 中学生の少女が自らの意志で児童養護施設に入所希望をするほど、家庭は崩壊していたのでしょう。水道や電気・ガスなどライフラインも止められてしまった事があったのかもしれません。

 中学を卒業したやすこさんは山口県立宇部中央高校に進学しました。高校生になると、自宅に帰らず児童養護施設で暮らすようになったそうです。「初めて自分の居場所ができた」と施設での生活を振り返っていました。

 当時やすこさんは、自身の真っ直ぐな性格から“友人の愚痴を論破した”という事がきっかけで、酷いイジメの対象になってしまい、学校での居場所も無くなっていました。昼食は自分で作ったお弁当をトイレで食べていたほどです。

 さらに、ひた隠しにしていた児童養護施設生活事も、担任の先生の不注意で皆に知られてまい、その後はずっと保健室や図書室にこもるという登校になってしまったのだそうです。

 どれほど苦しかったことか、聞くに堪えない悲惨なエピソードです。それでも学校へ通えていた事が涙ぐましいですね。

 高校でも水泳部に所属していたやすこさんは、水着を買い替えることもできなく、3年間同じ水着で通しました。
 修学旅行の費用も積み立てできなかった家庭で、学校の先生が負担してくれたのだそうです。これは、やすこさんの家庭環境を深刻に受け止めつつ、修学旅行の経験は生徒皆んなが平等であるべきという先生の素晴らしい信念と配慮だと感じます。そしてその借りは、きっと返済されていることでしょう☆彡

 やすこさんは自身のXで妹の存在を明かしました。「今はとても仲が良い」とポストしています。幼少期、パンの耳を素揚げして砂糖をかけて妹と分け合ったというエピソードもあり、妹が「おいしい」と喜んでいたと回想していました。

 さらに数年間疎遠だった母親とも現在は仲良く修復されたようです☆彡

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 中学3年生から通い始めた児童養護施設。高校になってからは完全に自宅を離れ、18歳まで児童養護施設で生活していました。

 やすこさんは施設での生活を振り返り「ご飯もちゃんと出るし、やっと自分の居場所が出来たような感じがする」「居心地が良かった」と話しています。人として安心して生活を送れる環境に出会えて、本当に良かったと思いました。

 社会において、育ちの違いというのは皆さんそれぞれ感じた事があるのではないかと思いますが、やすこさんの実体験のように「未成年者が家庭の困窮の犠牲になっている」ケースを考えると、表立っていたとしても、身近な友人同士で頼ったり助けたりすることは困難である事が想像つきます。

 こういう内容を執筆しながら私自身を振り返ると、小学時代に近くに住む同級生が貧乏という家庭環境から、二人兄弟でしたが揃ってイジメに遭っていました。
 私は見てみぬふりをしていました。関わりたくない、自分も巻き込まれたくない、という思いがあったからです。相手の気持ちは当時考えた事がありませんでした。今思えば、本当に可哀想で申し訳なく、心苦しい出来事です。
 自宅が貸家だったので、数年後引っ越され行方はわかりません。どこかで幸せな人生を送られていることを願うばかりです。

 家族に見放された・言えない未成年者、あるいは大変な状況を知る友人など、世の中の未成年者が自らの意思で利用できる『“社会を頼れるルート”↔︎“社会が保護できるルート”』の存在と使い方を、しっかりと教育(学校)の中で子どもたちに教え、一人でも多くの犠牲者が救われることを願わずにはいられません。

⭕️育児、里親、ヤングケアラーなどこどもの福祉に関する様々な相談→子ども家庭庁
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 やすこさんの両親は、母親、父親二人です。幼い頃に実の父親はいなくなり、母子家庭で育ちました。再婚相手の父親が暴力を振るう虐待紛いな人でした。芸人で有名になると23年ぶりに実の父親との再会を果たしました。

 やすこさんの実家は山口県宇部市にあります。母と困窮した家庭環境で壮絶な暮らしをしていましたが、中学時代に大きな交通事故がきっかけでさらに悪化し、窮地に陥ったところで児童養護施設が保護してくれました。

 家庭でも学校でも居場所がなかったやすこさんにとって児童養護施設はたいへん居心地がよく、やっと居場所が出来たと感じたそうです。同じように困窮家庭における未成年の犠牲者が、一人でも多く社会に救われることを願うばかりです。

 今回やすこさんの複雑な生い立ちについてについてまとめました。“憎まれない女性ピン芸人”の生い立ちには、目に余るような壮絶な過去があったことに胸が痛みました。

 しかし、これ以上の苦しみや痛み悲しみは二度と起こらないと言えるほど、全世代から愛されているやすこさん。目的別募金が全国の児童養護施設に役立たれるやすこさんのチャリティーマラソンをたくさん応援したいと思います!!

ボテン
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最後まで読んでいただきありがとうございました(^-^)/~~~

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